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株式会社JA-LPガス情報センター 様

先駆けて生体認証システムを採用することでいち早くセキュリティの強化を実現

DDSの指紋認証を利用して10年以上

株式会社JA-LPガス情報センターは、JAグループの一員としてLPガス事業の安全に取り組む企業です。指紋認証ソリューション「EVEFA」を2005年頃から導入し、現在もWindowsのログオンからさまざまな社内システムへのログイン認証でご利用されています。「EVEFA」の活用方法や長期にわたるご利用で実感したメリットなどについて、お話を伺いました。

JA-LPガス情報センター様導入事例チラシ(PDF)はこちら

顧客情報を扱う企業だからこそ、セキュリティ対策に万全を期したい

株式会社JA-LPガス情報センターでは、LPガスの安全化システム『あんしんキャッチ“24”』を用いて、自動検針情報、LPガス容器の残量情報などのほか、ガス漏れやガス器具の消し忘れなどの警報を受信しています。このため同社内に設置されている『LPガス集中監視センター(JAあんしんセンター)』では24時間・365日の対応を行っています。LPガスの異常が検知された際は、センターから電話でお客様に直接に連絡を取ります。そのような背景もあり、個人情報の保護やセキュリティ対策についても高い意識が培われています。このため、導入当時ではまだ珍しかった指紋認証システムに発売当時から注目していました。

Windowsのログオンは指紋認証で、システムへのログインはシングルサインオン機能を利用

株式会社JA-LPガス情報センターは、川口市にある本社のほか、全国に拠点を置いており、利用するPCは約170台に上ります。集中監視センターは、24時間稼働のため1台のPCを複数の社員で使用していますが、Windowsやシステムのアカウントはひとりひとり個別に設けています。導入前は1人で何種類ものIDとパスワードを保持していましたが、導入後、Windowsログオンは指紋認証で行い、LPガス安全化システムや勤怠スケジュール管理、会計関連等、その他のグループウェアに対しても、すべてDDSの指紋認証システムでシングルサインオンできるように構築しています。指紋認証で行うことで本人特定を確実にしていますので、安心して利用することができます。

指紋認証システムを選んだのは、導入当時は静脈や顔認識などの生体認証はあまり普及していなかったこともありますが、何より指紋登録に関して、違和感や難色を示す社員がほとんどおらず、社員の了承も得やすいと考えたからです。DDSの指紋認証の技術は指紋情報を画像として復元できず安全という特長もありますので、社員もDDSの指紋認証なら安心して利用できると納得してもらえました。現在も新入社員が入るたびに指紋登録を行っていますが、社員の皆が指紋認証の登録に協力してくれています。

煩雑なパスワードの更新・入力が不要だから、業務の効率化につながる

「EVEFA」の機能であるシングルサインオンを利用することで、業務効率の向上につながっていると考えています。当社はプライバシーマーク付与事業者でもありますので、プライバシーマーク制度では、個人データへのアクセスを行う場合、『パスワードの定期更新』が義務付けられています。これを行うとなると、管理者、ユーザー共に多大な労力が必要になります。パスワードをソフトウェアごとに持つとなると、1人数種類のパスワードを記憶する必要があります。覚えきれないからとメモに残しておくと、漏えいの可能性が生じます。パスワードをすべて記憶し、定期的に更新するというのは現実問題かなり難しいものがあります。その点、指紋認証は個人でパスワード管理をする必要がありません。当社では、それぞれのパスワードは固定して管理者が管理していますが、ユーザー自身は自分のパスワードを知らない状態で運用されているため、パスワード流出の恐れはありません。また『あんしんキャッチ“24”』のシステムをはじめ、社内のあらゆるシステムに対してシングルサインオンを利用することで、何度もパスワードを入力する手間が省け、業務効率の向上につながりました。

指紋認証デバイスUBF-neoの登場でさらに使いやすく!今後の技術開発にも期待

導入時は旧モデルのUBF-blueというデスクトップ型の指紋認証を利用していました。手が乾燥すると認証しにくくなる、と相談に来る社員が何名かおりました。現行モデルの UBF-neo が登場してからは以前よりも認証精度が向上し、使い心地も良くなったと社員からも好評です。また、指紋認証デバイスだけでなくソフトウェアの更新もしています。当社で使用していたPCは、導入時は32bitのものでしたが、これを64bitのものに入れ替えました。その際にソフトウェア「EVEFA」のバージョンアップも行いましたが、問題なく稼働しており、業務に支障がなくて良かったと感じています。

導入時は最先端だった指紋認証も現在はパスワードに代わる認証として当たり前となり、指紋だけでなく他の認証方式も増えました。DDSに今後期待する点としましては、これからも誰もが簡単に使える製品を目指して、指紋認証の技術を活かしながら、さらにレベルアップした認証製品を提供し続けて欲しいと思います。

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プロフィール

企業名:株式会社JA-LPガス情報センター
所在地:埼玉県川口市本町4丁目1番8号 川口センタービル9F
概要:JA(農業協同組合)がLPガス供給を行っている全国300万戸に対し、安全安心にご使用いただくことを目的として、1998年にJAグループとNTTグループの協力により設立。LPガス等の物流・消費に関する情報の収集及び配信のほか、利用者からの異常警報情報の受信及び配信、集中監視による緊急時における連絡及び保安に関する相談、指導などの業務を行っています。

ホームページ:http://www.ja-lp.co.jp/

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